こんにちは。
今回は、文章をもっと書けるようになりたい、という思いで
この本をとってみました。
メンタリストのDaiGoさんの文章術の本です。
気になった個所や、フレーズをまとめてみました。
文章は何のために書くのか。
これが大前提です。
読む相手に行動してほしいから書く、のです。
なので、相手の心を動かす言葉を選ぶ。
5つのテクニックをシンプルに実行するだけ。
➀書き出しはポジティブに。
「お疲れさまです。」ではなく、「おはようございます。」
書き出しは、文章の初対面。
人は、第一印象の影響から離れられない。
文章の書き出しは、好印象に見せるため、感情や共通の体験をポジティブかつ詳しく書く。
②何度も繰り返す。
同じ「意味」と「感情」を繰り返し伝えることで、説得力が向上する。
同じ「言葉」を繰り返すと、飽きてしまう。
大事なのは、表現を変えて、10回繰り返すこと。
こちらが感情を露わにすることで、相手の心も動く。
誰が、何が、いつ、どこで、なぜ、どのように、(うれしかったのか。楽しかったのか。)
5W1Hに当てはめれば、上手くいく。
「感情」を表現する「言葉」を「繰り返す」ほど、説得力が増す。
③話しかけるように書く。
会話のように、自分がこう言ったら、相手はこう反応するだろうな、と想像する。
つまり、読み手の疑問や反応を取り込んで書く。
文書は会話をするように。
それをまとめれば、カンタンに心を動かす文章が書ける。
④上げて、下げて、また上げる。
現状で最も明るい話題を冒頭に持ってくる。
続いて、報告しなければならないマイナス情報を正直に開示する。
直後にそのマイナスに対する対処、解決策を示す。
そして、導き出される明るい結果で締めくくる。
「伝えずらい内容」を、「ポジティブな書き出し」、「可能な打開策」で挟んでしまう。
自分を正当化させるために使っても、共感は得られない。
「上げて、下げて、また上げる」のは、相手の感情。
読み手の感情の起伏を大きくさせる。
⑤追伸をつける。
人間は、達成した課題よりも、達成されなかったことや中断されている事を、よく覚えている。
ツァイガルニク効果。旧ソ連の心理学者。人間の記憶に関しての実験をした人物。
一区切りつくと、人は忘れてしまう。
一夜漬けの試験勉強で覚えたことは、試験終了とともに、忘れてしまう。
逆に言うと、仕事の悩みが多い人は、その日に出来る事は、その日のうちに処理した方が、
気持ちの切り替えがしやすい。
「追伸」で狙うのは、区切りの付いていないもの、終わっていない話は、
必ず脳のどこかで考え続けられる、という効果。
文章で一番読まれるのは、追伸。
やりかけの課題、映画やドラマの予告編、人は未完の情報ほど、忘れられない。
「追伸」に伝えたい「願望」や、相手に「行動させたい事」を書き記す。
メールの書き方
メールは下から書く。
まず、「追伸」に、自分の願望をストレートに書く。
その文面を書いてから、全体を考えていく。
本文は、書き出し3行がポイント。
「書き出し、ポジティブ」な挨拶文を具体的な「用件」。
メールの「件名」は、誰へのメッセージだか、わかるように。
「件名」の役割は、次の「本文」を読ませること。
お互いにしか、わからない符丁のような言葉をタイトル、件名に持ってくる。
不特定多数の人に向けて情報を発信するなら、「強い言葉」を使う。
例
- 「30代の5人に1人が始めています。」
- 「ここに真実があります。」
など、少し怪しさを感じさせるくらいの言葉の方が、強く人の目を惹きつける。
コメント