➀どう構えるのか。
スタンスは肩幅より、少し広め。
2,30度のオープンスタンス。
脱出が優先ならスクウェアでもいいと思います。
膝をしっかり曲げて、重心をどっしり下げる。
体重は、左足体重を6,7割の感じで。
フェースの開き具合は、バウンスの大きさによって多少違いがあります。
多めの14度辺りであれば、あまり極端に開くとはじかれてしまします。
少なめの8度辺りであれば、思いっきり開いても大丈夫でしょう。
ボールの位置は、基本的には左足かかとの正面。多少は好みで。
グリップとヘッドの位置関係は、ハンドレイト。
ハンドファーストにはならないように注意してください。
②どういうスイングをするのか。
スタンスの向いてる方向に、そのまま打ちます。
あえてカット軌道にする必要もないでしょう。
アドレスでハンドレイトにしたように、インパクトでハンドファーストにならないように、気を付けましょう。
ボールの手前5センチあたりにヘッドを入れられれば、いいでしょう。
上から打ち込むイメージというよりは、しっかり砂をグリーンまで飛ばす感じで。
下半身はしっかり固定して。最小限の動きだけで。
上体とコックをバランスよく使って、きれいな円運動をします。
ヘッドスピードを上げようとしないで、しっかりフィニッシュまで振り抜く。
③フェースの開き方。
真っすぐ立った状態で、手の中でグリップを回して、リーディングエッジ(もしくはフェースの溝)が45度程度、傾くまで回します。
この状態で、普通にアドレスして、フェースの座りが良くなる程度に、重心を落とします。
フェースが右を向いた分、自分がボールの周りを回って、左を向きます。
右を向いたフェースと、左を向いた自分のスタンス、の真ん中がピンを指すように調整します。(気持ちピンの左気味でもいいかも)
左足体重で、スタンスなりに振り抜ければOKだと思います。
④硬い砂の時は。
表面にはサラサラな砂があるんだけど、すぐ下(1センチ位下)は硬い場合は。
フェースは開かないで、しっかりフェースの刃から砂に入れないと、バウンスがはじかれて、ボールがすっ飛んで行ってしまいます。
表面の薄い砂とボールだけを、上手く打てれば、多少は柔らかい球が出るでしょうが、
ヘッドを入れる場所は、シビアになるでしょう。
より安全に打つのであれば、その下の硬い砂まで頭に入れて、ヘッドの刃をしっかりそこまで入れて、打つのが良いでしょう。
強めの球が出るでしょうが、ホームランの危険は減らせるでしょう。
表面がすでに硬い砂の場合は。
フェースの刃でしっかり硬い砂を削らないと、いけないんですが。
出球は低くて、強くなってしまうでしょう。
この場合は、諦めが肝心で、何とかそこそこの所に持っていく、くらいの考えでいいのでは。
最悪、ベアグラウンドみたいに考えて、ランニングアプローチをしてもいいでしょう。
逆に言うと、ふわっと思い通りに球が飛ぶのは、ふかふかなバンカーだけ、と言う事になります。
それ以外の時は、目標を低めに設定して、ホームランや出ないと言う事を避けつつ、1番安全な方法で打つのが良いと思います。
⑤距離感は。
- フェースの開き具合、
- ボールと体の距離、
- 振り幅、
- クラブを持つ長さ、
このあたりの組み合わせで飛距離が変わってくると思います。
- フェースを開いて、ボールから離れて打てば、飛ばなくなります。
- フェースをあまり開かないで、ボールからあまり離れないで打てば、もう少し飛距離が出ます。
そして、振り幅を変えたり、グリップの場所を変えたりして打てるのは、結構な上級者でしょう。
なので、そこでの調整は難しいので、あまりおすすめできません。
- フェースを開けば、ボールから離れるし、重心も低くなります。
- フェースの開きを少しにすれば、ボールに近づくし、重心も少し高くなります。
この関係は構えれば、自然とそうなるので、あまり難しく考えないで良いと思います。
⑥出すだけなら。
最後にシンプルに、バンカーから出すだけなら。
- 普通の5,60ヤードのショットの感覚で。
- ボールの手前10センチ程度にフェースを入れて。
- しっかり振り抜ければ。
出ると思います。
考え方としては、手前を適度にダフって、とにかく振り抜く。
これだけだと思います。
バンカーで大事なことは2つ。
- 絶対にボールの手前から。(ダフる)
- 絶対に振り抜く。
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