こんにちは。
今回は、練習場にはよく行くけど、なかなか上手くならない。
例えば、真っすぐ飛ばない、芯に当たらない、球が上がらない。
など、「なんでだ!」と思っている方へ。
最近はあまり70台が出ないけど、練習場では常に調子がいい、私が。
練習場でのメニューと、そのメニューで練習する理由を書きたいと思います。
この流れで、練習をするようになってから、割と気分よく帰宅の途につけます。
練習は基本、下手にならない為にやる。【ビジネスゾーンの管理が中心】
私は、週に1,2回練習場に行きます。
球数的には、100球前後でしょうか。
私が練習場で心掛けているのは、練習をどう終えるか、と言う事です。
ちょっと前までは、練習に行って、100球打ち終わるころには、大体ストレスが溜まっていました。
それはなぜかと言うと、練習の初めは調子が良くて、段々おかしくなってきて、
それで、練習を終えて、ストレスを溜めて、帰るみたいな。
こんな事、毎回繰り返してるなあ、と思っていました。
練習し始める前の心の準備
ストレスを溜めるのが嫌だったので、考え方から変えようと、思いました。
まず、練習場に行ったら、下手な状態から練習を始めれば、たぶん段々上手になって
練習を終えられるんじゃないか、と。
少しでのいいから、とにかく上り調子で言えられるんじゃないかと。
それでは、下手な状態から始めるとは、どういうことかと言うと、
スライスとか、チーピンとか、シャンクとか、嫌な言葉ばかりですが、
そういう事では無くて、
私の場合は、
『ハーフスイングよりももっと小さいクォータースイングとでも言いましょうか、
8時から4時辺りの振り幅で、球の由上はほぼ気にせずに、淡々とウェッジで30ヤード弱を』
要するに、かっこよくない、地味な練習から始めているという事です。
そこから、始めるというか、100球中70球くらいは、こんな感じの練習をしてます。
この練習は、何かすごく地味で、ストレスが溜まりそうですが、
気持ち的には、「練習してるな」「頑張ってるな」みたいな。
すごい充実感があって、意外とストレスになりません。
いつも、ただ「練習しなきゃ」とか「真っすぐ飛ぶようにならなきゃ」とか、
漠然とした目的で、練習場に行って、あまり成果が出ずに帰ってくるなら、
こういう練習を繰り返した方が、上達には近道だと思います。
なぜ、上級者はアプローチから練習するのか?
よく、プロなどの話を聞くと、アプローチから練習を始める、
と言うのを耳にします。
それを聞いて、今までは、ただ「へぇ~」とか「なるほど、アプローチが大事なのね」
とか思ってたんですが。
自分もこの『8時から4時辺りの振り幅での練習』を始めてから、
アプローチからって言う理由がわかってきたような。
私なりの解釈としては、別にアプローチが大事だからって理由だけじゃなく、
とにかく小さい振り幅から練習を始めるべきだという事だと思いました。
もちろんアプローチは大事です。それも理由の1つでしょうが。
それと、ストレッチ的な意味合いも、あるんでしょうが。
ゴルフでは、よくビジネスゾーン(9時から3時辺りの振り幅)が大事、と言われるんですが。
それも、今では納得がいきます。
正直、このビジネスゾーンを意識しだしてから、
トップがどうとか、フィニッシュがどうとか、あんまり考えなくても、
いいショットが出るようになりました。
この小さい振り幅での練習にはメリットがたくさんあります。
- 下半身の動かし方で悩まないでいい。
- すべて自分の目で見える範囲しか動かさないので、クラブの管理がしやすい。
- 体力的に楽。
このハーフスイングが上手になってくれば、
もう少し大きなスイングは、こう動かせばいい。
さらに、もう少し大きなスイングは、こうすればいい。
と言う風に、後付けで綺麗なトップとフィニッシュになっていくはずです。
フルスイングで上手になるのか?
それでは、逆にフルスイングの練習はどうするのか、ですが。
私の場合は、100球中30球弱、もっと少ない感覚ですが。
ストレッチや筋トレの意味合いを持たせて、やっています。
全然やらないと、フルスイングができなくなっちゃいます。
ただ、真っすぐ打たなきゃ、って言う気持ちでは、やりません。
関節の可動域を増やしたり、パワーをつけたり、
そういう目的が大半でやってるので、正直、素振りでもいいと思っています。
確かに、少しは打ちたいですが。
なぜ、あまり打たないかと言うと、基本的に、練習量が少なく、誰かに見てもらっている状況でもないので、
100球もフルスイングをしてしまうと、よくなる確率と、悪くなる確率では、
たぶん悪くなる確率の方が高いと思います。
何しろ、自分が見えていない、トップやフィニッシュを管理するのは大変です。
それでも、私もフルショットを打ちたくなります。
でも、気を付けるのは、
- 球数的にフルショットは3割前後。50球打ちたかったら、150球中の50球みたいな。
- 真っすぐ打つことを目指さない
- パワーやスピードで解決しようとしない。
真っすぐ打つことを目指さないとは、ですが。
これは、右とか左に曲がってもいいんです。ダフってもいいし、トップしても。
とにかく、どう打ったら真っすぐ飛ぶのか、って考えるのでは無くて。
こう打ったら、どういう球が出るのかを確かめる感じで、経験値を増やすみたいな。
これを、知識として積み重ねていければ、コースでも応用が利くと思います。
最後に
やはり、スイングを作るにはハーフスイングが効果的で、近道だと思います。
フルショットでスイング作りをするには、相当な練習量と
頻繁にチェックできる環境が必要だと思います。
チェックとは、トップ、フィニッシュ、など自分では見ることのできない領域のチェックです。
1ショット1ショットとは言わないまでも、そこそこの頻度でチェックしないと、
ずれていっちゃいます。これは、気づかないうちにです。
スランプはこういうところから始まります。
とにかく練習は丁寧に、毎回下手な自分になってから、始めるくらいの心構えで。
そうしないと、少しづつ上手になるか少しづつ下手になるか、
どっちになるかわかりません。
下手にならない為に練習しましょう。
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